「テニスの試合に出てみたい」と思われた方に、思い立ってから試合終了までを順序を追って解説します。
尚、内容は、高砂市在住、在勤、在学等の一般の方や、高砂市テニス協会登録チーム所属の方が、高砂市テニス協会主催又は共催大会に出場される場合を想定して書いています。
1 | 「試合に出てみよう」と、ふと思う。自分はどれだけ出来るのかな? |
2 | どんな試合がいつあるのかな? 高砂市在住又は在勤の方なら誰でも出場できるのは ・高砂市民テニス大会シングルス・・・5月中旬 ・高砂市民テニス大会ダブルス・・・・7月初旬 ・高砂市民テニス大会混合ダブルス・・3月下旬 高砂市テニス協会登録チームに所属していれば上記に加えて ・東播クラブ対抗戦(団体戦)・・・・・・4月中旬 ・東播シングルス・・・・・・・・・・・・・・・・9月初旬 ・亀野杯団体戦・・・・・・・・・・・・・・・・・10月初旬 ・はりまテニス選手権ダブルス・・・・・11月初旬 詳しい日程は大会行事予定表をご確認ください。 備考:これらの他に県民大会や他市主催のオープン(誰でも参加できる)大会、或いは民間テニスクラブ主催の大会等、色々あります。 |
3 | 出たい試合が決まったら申込もう。 何事も経験だあ!日頃の練習成果を発揮しよう。 |
4 | 申込方法は? 協会HPのトップページ又は大会案内のページで大会名をクリックして申込方法をご覧下さい。(申込方法は募集開始後掲載します) 申込用紙のない方はホームページに掲載のフォームを印刷して使用するか、適当な白紙の用紙に代表者の住所、氏名、電話番号、出場選手名、出場種目などを記入して提出しても構いません。(協会登録チームには申込用紙が送付されます) メールでの受付も行っております。 → tennis@bb.banban.jpややこしくて何が何だか判らないという方は、お気軽に上記へメールお問い合わせ下さい。 |
5 | 申込みが済んだら 申込締切日より約1週間後、郵送又はメールにてドロー(大会要項、対戦表、注意事項)が送付されますので、試合時間と会場(コート)を確認して下さい。 またホームページにも掲載しますのでチェックして下さい。 万一、試合日の3、4日前までに到着しない場合はメールにてお問い合せ下さい。 |
6 | コートの場所が判らない時は? 当協会へメールにてお問い合せ下さい。 |
7 | 何を持っていけばいいの? 必需品・・・ラケット(当たり前ですが..。ガットが切れても大丈夫なように2本以上あればベター。 テニスシューズ(コートに合ったもの。ハード、クレー、人工芝、カーペットなど) テニスウェア、テニスソックス 推奨品・・・着替えのテニスウェアー、タオル、帽子、飲料水、ゴミ袋 ※服は出来るだけ襟付きのテニスウェアをお勧めします。大会によってはTシャツを禁止していることもあります。 県レベルの大きな大会ではウェアのロゴ(企業のマーク)の大きさを規制していることもあります。 会場へ持っていかれた物はゴミ、煙草の吸殻も含め全てお持ち帰り願います。 |
8 | 試合当日 当日は時間に余裕をもって、少なくとも自分の試合開始時間10分前までには会場へ行きましょう。 ドローに集合時間を記載している時もありますので、確認して下さい。 会場へ到着したらまず受付でエントリーして下さい。 ご注意 |
9 | 試合前 受付より呼び出しがありますので、なるべく受付の近くに待機して下さい。 万一、遠くに離れる場合は受付に一言申し出ておけばOKです。 尚、「現在進行中の試合の次の試合に入るよう」前もって言われた場合はコート近くで待機して進行中の試合に注意して下さい。 オーダーオブプレー(※)で行われる場合は、自分で試合進行を確認して下さい。(※)オーダーオブプレー:本部前等の掲載される試合進行表により、選手自身がコートを確認し、直前の試合が終了したら、コートに入って試合を行います。本部からの呼び出しや案内は基本的に行いません。 |
10 | 自分の順番が来たら 試合球を受付で受け取りコートに入ります。 念のため相手の名前を確認しましょう。特にコートが複数ある場合は相手が入れ替わっていたりする恐れもありますので要注意です。 |
11 | コートに入ったら まずトス(一般的にはラケットを廻す)をしてサーブ・レシーブ・コートサイドの選択をします。 トスについて詳しくは→ルールよもやま話 トスが終わりサーブ・レシーブ、どちらのコートサイドから始めるか決まれば次に ウォームアップをします。 通常ウォームアップはサーブ練習のみです。右サイド、左サイド各2,3球程度が妥当でしょう。相手がサーブ練習の時はこちらは返球をします。 あくまでサーブ練習なので返球はサーバーの近くにやさしく返すのがマナーです。 (どんな早いサーブも、優しく手元に返す方が難しいですが・・・)備考:サーブ練習で、レシーブ側が返球せずにサーブされたボールを止めて自分がサーブし、また相手がそれを止めてサーブする、という交互にサーブをするウォームアップ方法もあります。 サーブ練習時間がきっちり決められている大会等では、一方の練習時間が長くなってしまい、他方の時間が無いということを防ぐため、お互い交互にサーブをしてどちらか一方の不利益にならないようにしています。 |
12 | いよいよ試合開始 ほとんどの試合はセルフジャッジ(試合をしている選手自身が判定する)です。 自分の側のコートのボールに対して、「アウト」、「フォルト」、「レット」等を大きな声ですばやくコールしましょう。相手の側のコートのボールは判定できません。全て相手がします。 「セーフ」の場合はいちいちコールしなくて結構です。 従って黙っていればセーフとみなされるのがセルフジャッジのルールです。ゲームカウントなどスコアはサーブする前にサーバーがレシーバに判るように言います。 これを忘れるとカウント間違いのトラブルになりやすいのでご注意下さい。 |
13 | 試合が終わったら お互いの健闘を称えあい一礼や手を挙げて挨拶を交わします。(※1) そして出来るならコート整備をしましょう。(土のコートは必須です) 勝者は受付まで試合球を持っていき結果を報告し、⑨に戻ります。 敗者は復活戦(コンソレーション)が無ければこれで終了です。 念のため試合後の処置については、事前にドロー表の注意事項或いは受付に確認しておくのが良いでしょう。※1 試合後の挨拶については、握手が基本でしたが、新型コロナウィルス感染対策のため身体の接触や近づくことが禁じられるようになり、現在では離れた場所での挨拶に変わりました。 |
注1: | 試合中のコートの後ろを横切る際はポイントが決まって次にサーバーがサーブする迄にすばやく通り過ぎましょう。プレー中に後ろを通るのはマナー違反だけでなく、ボールが当たったり、選手と衝突する危険性があります。 |
注2: | 試合中にルールの解釈についての問題や怪我などのトラブルが発生した場合は受付役員に相談してください。 但しインかアウトかの事実問題については選手間で解決しなければなりません。 |
注3: | ストリングスが切れるなどしてラケットが使えなくなり、予備ラケットも無ければ失格になります。 近くにいる友人などに借りることができれば試合は続けることができます。 |
注4: | 他の試合を観戦中はプレーの支障にならないよう大きな声は控えましょう。 又、応援する際に相手ミスによる得点の場合、拍手や歓声は控えてあげてください。 |
注5: | 試合中、携帯電話は基本的にコートに持ち込まない方が良いですが、もし持ち込む場合はマナーモードにするよう注意下さい。万一、試合中にゲーム中に呼出音が鳴ってゲームが中断すると、妨害行為としてペナルティ(失点等)を課せられることもあります。 |
注6: | 当日、出場出来なくなった場合、試合会場への連絡方法があるのであれば受付役員に連絡してください。会場管理事務所に電話されても対応はしてもらえません。尚、出場費は戻りません。 |