コールの言い直し

セルフジャッジでのダブルスの試合中、対戦相手の打ったボールが高く舞い上がり、A君の方へ飛んできました。仲間のB君はそのボールがアウトになりそうだったのでA君に知らせようと大きな声で「アウト!」と叫び、A君はそれを聞いて打つのをやめました。ところがボールはラインの内側に落ち、A君は「入ってる!」と言いながら慌てて打ち返しました。

ダブルスではお互いに声をかけあってゲームを進めますが、B君が叫んだ「アウト」には「(アウト)になりそうだから打つな」という意味が含まれたアドバイスだと思います。
この「アウト」アドバイスを時々耳にしますが、このアドバイスには大きな問題があります。

それはたとえアドバイスと言えども「アウト」と声に出せば”コール(判定)”したものとみなされることです。
そのままアウトになれば(百歩譲って)問題ないといえるでしょうが、もし先程のようにインになったら「アウト」コールを訂正することになります。

セルフジャッジでは「アウト」や「フォルト」のコールを訂正した場合、一度目は”レット”とし
そのポイントをやり直し、2度目からは”故意に相手を妨害した”ものとして
失点になります。
ダブルスでは一方のプレーヤのコールをもう一方のペアが訂正した場合、上記と同様の
処置になります。
(2004年度版よりコールの言い直しは即失点になりました。H16.3.17)

ですから試合中のアドバイスには「アウト」以外の言葉を使わなければなりません。
「ウォッチ」「ノー」「落とせ」「打つな」などを色々ありますが、短くて意志の伝わる言葉ならなんでも構わないと思います。

試合中は無我夢中で思わずつい口に出してしまいますので、思わぬ失点を防ぐためにも普段の練習から気をつける必要があると思います。
そして明らかにアウトと判るボールでも実際に地面に落ちるまではコールしないのがいらぬトラブルを避ける方法かと思いますが、いかがでしょうか。


補足:
アンパイアが「アウト」「フォルト」を訂正した場合は違ってきます。
@ プレー中コールを訂正した場合はレットとなり、そのプレーをやり直します。
2ndサーブを「フォルト」とコールして直ぐに訂正した場合は、1stサーブからやり直
しとなります。(2ndサーブは入っていた、つまりインプレーになっていたのでその
プレーを最初からやり直すことになります)
A しかしアンパイアの判断において、そのためいずれのプレーヤーもプレーを妨げら
れなかったと認めた時は、訂正のコールに従うべきである。

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高砂市テニス協会