トスに勝ったら

ゲームを始める前にどちらが先にサーブをするかトス(一般にはラケットを廻す)をして決めますが、
トスに勝ったら何を選択されてますでしょうか。
トスの勝者には次のいづれかを選ぶか、又は相手に選ばせることが出来ます。
・・・・(1)サーバーかレシーバーになる権利
・・・・(2)コートエンドの選択(どちらのコートから始めるか)

どちらか一つということですから、「こちらのコートでレシーブします」というのは(1)と(2)を同時に
選んでいることになるので認められません。
トスの勝者が(1)のサーバーかレシーバーを選べばトスの敗者は(2)のコートエンドを選ぶことが
できます。
逆に勝者が先にコートを選べば当然サーバー・レシーバーは敗者が選択できます。
ほとんどの場合、勝者がサーバーかレシーバーを選べばそのままゲームを始めてしまいますが、
敗者はコートエンドを選ぶ事ができるので、コートの状況や太陽の位置等を考えて少しでも有利な方
を選べばいいのです。
ゲームは1ー0でコートチェンジするので最初に不利なコート(例えば太陽が眩しい)を選ぶという作戦
もありますし、いや最初は取りたいと思うときは有利な方を選ぶなど駆け引きはいろいろです。

さてトスのやり方についてはルールで何か決まっているのでしょうか。
実はルールブックには「トスをして決める」としか書かれておらず、そのやり方などの説明はありません。
トスは試合前のウォームアップ(通常サービス練習)の前に行います。
「トス」って何と辞書で調べると「銭投げをして決める」や「ラケットを廻して倒れた裏表によって決める」
とありました。

主審(SCU)がつく試合ではコインを投げて決めたりしていますが、一般にはラケットを廻
して決めることが多いようです。
ラケットの裏表はグリップエンドのマークなどで判断しますが、わかりにくいマークのときは前もって相手
に確認しておいた方が無難ですね。
昔はガットの飾り糸で判断していましたが、最近は飾り糸自体あまり見かけません。

その裏表の言い方ですが、皆さんはどう言われていますか。
先程も書いたようにルールでは何も決められていないのでどう言おうが自由のようですが、「アップorダウン」
が一般的でしょうか。

昔はラケットの飾り糸の方向で、「スムースorラフ」とか言ってました。これを知っている方は、かなりのテニス
暦ですね。歳がばれる?
(飾り糸とは、シープガットを貼っている時に、一筋のガットが切れたが、全て張り替えるのではなく、その筋
 のガットだけを張替えするため、全体のガットが緩まないようガットに巻きつけていた糸です。)

最近仕入れた情報ではウィルソンラケットのグリップエンドのマーク”w”で「M(エム)orW(ダブル)」なん
ていう人もいると聞きました。

では最後に問題です。
一度トスして選択を終えたあと、ゲームを始める前に雨が降ってきました。仕方なく試合は次の週に順延
となりましたが、さて次の週のゲーム再開時にトスをもう一度やるんでしょうか。

答えはトスはやり直すことはなく、トスの勝者の権利はそのまま継続し、しかもその選択をし直してもよい
ことになっています。
1時間、2時間の順延でも同じことですが、このようなケースはめったに無いでしょうね。
 

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高砂市テニス協会