ゲーム中のレット

インプレー中に妨害(隣のコートからボールが転がってきた等)があった時、プレー続行にさしさわり
があると思ったらいつでもプレーを中断できますが、その後の処置については2003年度より少し
変更になりましたのでご紹介します。

(注;プレーの中断についてはセルフジャッジの場合のみプレーヤ自身が中断させることができます。
   アンパイアがいる場合はプレーヤ自身がプレーを中断させることはできません。
   今回はセルフジャッジでの説明です。)

要約すると
<変更前>プレーを中断 → 無条件でポイントレット、プレーのやり直し
<変更後>プレーを中断 → その時に飛んでいるボールの行方を追い、その行方によってプレーを
                   やり直すかどうか決める。
というふうに変わりました。

「ボールの行方」と「その後の処置」について簡単にまとめてみました。
因みにプレーを中断させるときは「レット」などのなんらかの声を発します。
 
プレーを中断した後、
1. ボールが入るべきコートに正しく入らなかった時 そのボールを打ったプレーヤが失点する
2. ボールが入るべきコートに正しく入って、それが
ウィニングショット(サービスの場合エース)の場合
そのボールを打ったプレーヤの得点となる
3. ボールが入るべきコートに正しく入って、それが
ウィニングショットではなかった場合
そのポイントをレットにしてプレーをやり直す
4. ボールがネットを越して地面に落ちる前に、プレーヤ
又はプレーヤの着衣・持ち物に触れた場合
そのポイントをレットにしてプレーをやり直す
       
具体的な例を挙げてみると、
@ 相手のボールが空中をこちらへ飛んでくる途中で隣からボールが入ってきたので、
「レット」と叫んでプレーを中断した。ボールはコートのエンドラインの外側に落ちた。
 → 相手の失点(1番に該当)
A 上記の状況で中断後、ボールは自分のコート内に正しく入った。
 → ポイントレットでプレーやり直し(3番に該当)
B 上記の状況で中断後、飛んできたボールを地面に落ちる前に手で受け止めた。
 → ポイントレットでプレーやり直し(4番に該当)
C 自分が追いつけないところに相手がスマッシュを決めたが、ボールが2バウンド
する前に隣からボールが転がってきた。
 → そのまま相手のポイント(2番に該当)
D 相手のボールがワンバウンドしてそれを打とうとしたとき、隣からボールが
入ってきて、相手がプレーを中断させたので打つのをやめた。
 → ポイントレットでプレーやり直し(3番に該当)
   
1番の「アウトだったら打ったプレーヤが失点する」というのが大きく変わった点ですが、
妨害がある前に行われたプレーの結果に対してはそのまま摘要するということでしょうね。
 
2番と3番の違いはウィニングショットかどうかの違いですが、それをどちらと判断するか
プレーヤ同士の意見が分かれることもあるのではと思います。

例えば、トップスピンロブで頭上を抜かれて後ろを振り向いて追いかけようとした時に、
足元に隣からボールが転がってきたので追いかけることが出来なかったというような場合
ロブが取れなかったのは転がってきたボールのせいなのか、それともボールが転がって
こなくても取れないウィニングショットだったのか。

他にも沢山あると思いますが、そんな細かい事までルールブックには書いていませんので、
その場の状況で妨害として認められるかどうか判断するしかないですね。
   
参考
@ プレーヤが故意にやった妨害に対してはポイントレットではなく、即失点になります。
A ポイントレットになる妨害例としては、
  隣のコートからボールが転がってきた。
  プレーヤの着衣、帽子、ラケット以外の持ち物などが自然に落ちた。(1回目のみ)
  プレー中にネットのバンドが外れるなどしてネットの高さが変わった。.....etc
   

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