ノーアドバンテージ入門

最近各種大会ではノーアドバンテージ方式(以下ノーアド)が多く採用されるようになってきました。

ノーアドの試合が増えれば当然普段の練習もノーアドで慣れておく必要があるでしょうし、

それだけでなく人数の多い時の練習試合では待ち時間の短縮も図れます。

ここではノーアドについて分かり易くまとめてみました。

2007年度版テニスルールブックによる。
1.ノーアドとは? デュースになった時、次のポイントでそのゲームの勝敗を決めることです。
つまりどのゲームも最大7ポイントしかプレーしないことになります。
2.アナウンスは? ポイントが40−40になった時は通常と同じく「デュース」といいます。
3.その時サーバーは レシーバーにどちらのサイドでレシーブするか尋ねます。
4.そしてレシーバーは 速やかににどちらの側でレシーブするかを選びます。
ダブルスでは右のレシーバーが受けるか左のレシーバーが受けるかを選択しま
すが、混合ダブルスではサーバーが男性の時は男性がレシーブ、女性の時は
女性がレシーブすることになっています。

但し、大会主催者の任意により、男性レシーブの時にあえて女性レシーブを選択
する自由を認める場合もあります。
5.選択時の注意 一度選択すると変更はできません。
ダブルスでは右のレシーバーと左のレシーバーが入替わることはできません。
6.デュースの後ノーアド
・・・でしなかったら
@気づいた時がデュースだったら
すぐにノーアドに切り換えてプレーします。
Aデュースの次のポイントで第1サーブがフォルトになった時に気づいたら
Bデュースの次のポイントで第1サーブがレットになった時に気づいたら
Cデュースの次のポイントをプレー中に気づいたら
いずれもそのポイントをプレーし、アドバンテージA選手となったら、更にもう1ポ
イントプレーし、A選手が取ればそのゲームはA選手の勝ち、相手選手が取れば
デュースとなり、そこでノーアドに切り換えます。
補足:ノーアドと気づかずデュースの後の次のポイントに入ってしまった時は、1ポイントで
・・・・・終わらせず、とりあえず2ポイントプレーするということです。
・・・・・下記のDも同様です。
Dアドバンテージになった時に気づいたら
アドバンテージを取ったのがA選手としたら、もう1ポイントプレーし、A選手が
ポイントを取ればそのゲームはA選手の勝ち、相手選手がとればデュースとなり、
そこでノーアドに切り換えます。
Eアドバンテージになった時に気づかず、次のポイントで
(1)第1サーブがフォルトになった時に気づいたら
(2)第1サーブがレットになった時に気づいたら
(3)プレー中に気づいたら
アドバンテージを取っていたのがA選手としたら、そのポイントをプレーし終え、
A選手がとればそのゲームはA選手の勝ち、相手選手が取ればデュースになり、
そこでノーアドに切り換えます。
F誤りに気づいたときはもうゲームが終わってたら
そのゲームの結果を有効とします。
7.ややこしい問題 一方はノーアドだと知っていたが、もう一方は忘れていた時
デュースの次のポイントをプレーし終わった後、A選手は次のポイントに移ろうと
し、B選手は「ノーアドだからゲームです」と主張した場合です。

この場合はノーアドが適用され、B選手の勝ちとなります。
A選手がレシーバーだった場合、「ノーアドと知っていたらデュースの時コートを
選択していたのに。選択しなかったんだからノーアドは無効だ」と主張できなくも
ありませんが、B選手からすれば「A選手が黙ってコートを選んだものと思った」
という主張があり、これを認めざるを得ません。

このような誤りをなくすために、デュースの時はサーバーがレシーバーにどちら
のコートでレシーブするかを必ず聞くようにすることです。

ポイントが40−0になったとしても油断できないのがノーアドです。
ちょっとしたアンラッキーポイントが続けばあっという間にデュースに追いつかれ
そしてブレークされてしまいます。
痛い経験をされている方も多いんじゃないでしょうか。
逆にどんなに劣勢でも挽回のチャンスはあるということですね。

戻る

高砂市テニス協会